十字架を抱く花嫁

バイキングの一団がサクソン人の村を襲った。内通者の手引きがあったため、襲撃はあっさり決着したが、一団を率いる戦士アイナーにはもう一つの目的があった。内通者が見返りに求めたのは、ある女を殺害すること。目印は三つの宝石が埋め込まれた十字架だ。アイナーはその十字架をかけた女を目ざとく見つけだした。しかし彼女は降伏するどころか、自ら剣を取って向かってきた。その勇気に感じ入り、アイナーは女の殺害を思いとどまる。こうして女は囚われ、生きながらえたが、それは二つの民に大きな火種をもたらす結果になった…。


巨匠 マーガレットムーアの作品ですが
個人的にカバー絵が可愛くない事
そしてバイキング系の話が好きでは無いので放置しておりました

が、やはり巨匠の作品。
読み始めましたら止まりませんでした。
バイキング特有の風習にアイナーとメレディスの
惹かれあう気持。

現代物のハーレクインなどとは違う
深い 二人のやりとりがとても印象的でした
とっつきにくい本だとは思います
ちなみに「十字架」はメレディスが
領主の奥さんから預けられていたネックレスのことで
キリスト教とかとは全く関係無いです

人の汚い部分、魅せる部分
もりだくさんの本です
ヒストリカル好きなら外せないです




台湾鳥街 自宅を花鳥園・ハーレムにする方法! 台湾美人鳥写真集
| マーガレット・ムーア | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

気高き騎士

「婚礼の前に花嫁をさらうのはウエールズの風習なのだ」
新しい主君キンヴェリンの説明に、ノルマン人ブライスはうなずいた。
ウエールズの貴族にも風習にも詳しくない以上、
たとえ意に染まぬ命令であっても納得するしかない。
伯爵家の後継ぎながら領地も爵位も失い、馬上槍試合の報奨金を糧に
暮らしてきたブライスにとって、これは出世の機会でもあるのだ。
彼が連れ去る花嫁はレディ・リアノン・ディレイニア
つい昨日の夜、ブライスのキスに応えた情熱的な貴婦人だ。
彼女がキンヴェリンの花嫁だとは……
そしてレディ・リアノンの父親の前から彼女を奪った時
ブライスの不快感は強まった。いくら芝居だとしても、
これほど彼女が抵抗するのは奇妙ではないだろうか?


この作品の一つのテーマに

「ウエールズの風習」

というのがあります。花嫁をさらうだけではありません……
他にも不思議な風習? 小さな物から大きな物まで
色々あって楽しいです。
ディファレント・カルチャーとでも申しますか。
ブライスはそれに悩まされ、リアノンに惹かれていきます

結婚後も苦労するでしょう……文化の違いは大変なものであります
海外に行く事がすきで
こうした文化の違いを笑って楽しめる人にお勧めの一冊かと思います



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| マーガレット・ムーア | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

秘められた情熱

秘められた情熱が解き放たれるとき、愛は野火のごとく燃え盛る。
「大事な客人が来るから手厚くもてなすように」
強欲な商人である父親の言葉に、ショーナは憤然とした。
「手厚くもてなす」とは女としての魅力を使えという意味だ。
もっとも、たとえそう目論んだとしても、誘惑などできはしない。
父の言うように、私は醜く、誰にも望まれない行き遅れなのだから!
ところが、客人グリフィズ・ディレニアはそう思わなかった。
ショーなの父親に彼女との結婚をすすめられた時には
抑えきれない欲望が顔に出てしまったのかと焦ったほどだった
そしてショーナに寝室まで案内されたとき、彼の自制心の糸が切れた
惑わされているのはわかっていたが、夢中で唇を求めたのだ。
ディレイニア男爵自慢の長男がどうしたんだ?
だが、だまされたとわかっていても彼女が欲しかった。今すぐにでも


剣と竪琴で最愛の女性と結ばれたディレイニア男爵の長男のお話です
長男らしく? 静かな恋であります。
キラキラ度が物足りないかなと思いますが
周りの人間が素晴らしく(ちょっと変わった個性?)
物語は進んで行きます

こういう純愛もいいかなあと思います
おそらくはショーナは堅実な旦那で
これからずっと幸せになるのだと思います



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| マーガレット・ムーア | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

竪琴を奏でる騎士

十三年間修道院で暮らしてきたエリザベスは
おじの出現に胸をおどらせた。
おじは縁組を整えていた姪が別の男のもとへ逃げ出したため
もうひとりの姪である彼女に白羽の矢を立てたのだ。
エリザベスにとっては願ってもないチャンスだった。
修道院でのつらく冷たい日々から逃げ出せるのなら、
相手がどんな人であっても
結婚を成功させなければ。
しかし、おじとともに城に到着した彼女を待っていたのは
誰からの恐れられる騎士レイモンだった。
首にはおどろおどろしい傷跡、しぼり出すような潰れた声
そして蔑むような冷酷な瞳……
ああ、また誰かに帯びえる日々を送ることになるのかしら?


レイモンの首にある傷は前の奥さんに殺されかけた時のものであります
当初はエリザベスの口うるささが目に付きますが
徐々に有能さを発揮し、レイモンの気持が徐々に彼女に近づいていきます

結構衝撃的なロマンス小説です
近親相姦のシーンや、ヒロインが独力! で出産をするシーンなど
ドキドキといった簡単な比喩では紹介しきれない
部分が多数あります

気持に余裕があるときに読む本だと思います
カバー絵のサイモンもエリザベスも文章とはイメージが大きく違います
が、美男美女なので我慢! であります








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| マーガレット・ムーア | 15:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

長き旅の終わり

いずれ父親の所領を継ぐサー・ジョージ・ド・グラマシーは、常に貴族の娘たちの憧れの的で、一番の花婿候補だった。もともと美男子であるうえに身なりには気をつかい、あか抜けた物腰と機知に富んだ会話で世の王侯貴族たちを魅了する。そのジョージが父の死によって新領主となり、十五年ぶりに故郷に帰ってきた。彼は父の遺言に従って隣の領主の一人娘アイリアスを娶ろうと決意していた。だが、彼女は供の者もつけずに野山を駆け回るとんでもないじゃじゃ馬!格好は男のようで、洒落者のジョージを軟弱な気取り屋と非難する。それでもジョージは彼女が欲しかった。アイリアスは彼の中に潜む荒ぶる男の魂を刺激したのだ


男の子のようなヒロインを
愛の力でお姫様のように変身させるストーリ???
と思いましたが
大きく違いました。
「こうあるべき」という形を押し付けられるにつれて
アイリアスは輝きを失い、卑屈になっていきます

どちらかというと精神論的影響が強いかと思います
「戦士に愛を」の関連本なのですが
マーガレットムーアの本としてはどちらかというと
ハズレかと思います
シリーズ完全読破! を狙っている方にはお勧めです
カバー絵もイマイチでした
アイリアスのイメージからはかけ離れています





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| マーガレット・ムーア | 14:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

孤独な領主

レディ・ガブリエラはドゲール男爵一行の到着を待っていた。父のフレシェット伯爵はひと月前に亡くなり、彼女には借金だけが残された。城と領地は没収され、きょう明け渡すことになっている。父の死も知らず行方もわからない兄が帰るまで、ガブリエラはなんとしても城に残りたかった。城に到着した男爵に自分と同じ孤独を感じた彼女は、一縷の望みを胸に、その願いを口にした。だが、噂にたがわず冷酷な彼は、情け容赦なくこう言ったのだ。「ここを出ていくか、召使いとして城に残るかだ!」なんですって?でも、わたしには行くあても、お金もない。ガブリエラは悲痛な思いで召使いになる道を選んだ。彼女の美しさが、どれほどの騒動を巻き起こすかも知らず…。


主人公同士がラブラブしているよりも
愛人とラブラブしている方が多いという珍しい設定。
ドゲール男爵は新書のカバー絵の通り
大きくて長髪、赤いマント、厳しい顔つきをしています
かなりむさい。力だけでのしあがってきたという印象であります

こいつ鬼畜! と思いつつ話を読み進むのですが
徐々にドゲール男爵の心情が分かるようになり
むしろ鬼畜と思っていたことが申し訳なく思ってきます

ロマンス小説というよりも、
むしろ人生ドラマであります。
彼女に求婚していた執事のシャフロンが思わずいい味を出しており
彼の結婚に「こういう人こそ幸せになって欲しいなあ」と心から思いました

夢を見ていた兄、も最期は戻ってきて
ハッピーエンドでありますが
ちょっとこの世界を理解するには時間がかかるかもしれません
最期も結婚しなくてもこの二人はあまり関係なかったのでは??? と
思いました

でも、正直ドゲール男爵のような人間は尊敬されてしかるべきだと思います
甘いだけ、他人にたいして良い面だけしか見せないというのは
ある意味間違っていると思います
↑ガブリエラの父のこと。
 領民のために税を免除して良い顔をしていたばっかりに
 娘が路頭に迷うという最悪

厳しく律することも大切なのであります



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| マーガレット・ムーア | 11:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

チャイナ・ドール

遠い東洋の海を思わせるブルーの瞳
陶器の人形のような透ける白い肌 見かけは西洋人だが
ブロッサムの心はあくまでも中国人の奴隷だった
幼い頃海賊に親を殺され、広東の商人に引き取られた彼女は
優しい主人ウーの家で東洋人の召使として育てられた。
20歳になった今、破産寸前の主人の経済状態を知り
恩を返す時だと悟った。清いからだのわたしなら
西洋人に高く売れるはず。
申し出は聞き入れられ、ブロッサムは長い間船に揺られて
ロンドンの新しい主人のもとにたどり着いた
大柄でたくましいダーシー・フィッツロイのもとに。
彼はブラッサムがウーの返済金と聞いて眉をひそめたが、
その目に見据えられたとたん、なぜか彼女の体が熱くなった。
今夜、わたしは彼のものになる。それが奴隷の務め。
広東一の娼婦に習ったあらゆる手法を使って、ご主人様を
喜ばせるのだ。


個人的に中国語を話す関係上
西洋人であるマーガレットムーア女史が
どうやって中国の女性を表現するのだろうと
興味を持ち購入。
カバー絵はどうみても黒い瞳ですが
これは青い瞳が正解。着ているドレスも微妙に違います
彼女がパーティで着ていたのはチャイナドレス

異文化を見事自分の作品に昇華しています
「中国」に実際行き、生活していた人間ではないかというぐらい
勉強して書いています。
色に対する考え方や微妙な風習など
えもすれば「変った国」とごまかして表現されそうなものを
堂々と書き上げています。
素晴らしい仕事だと思います

中国に興味を持っている人はぜひ。
欲を言えば、広東一の愛人の技をもっと知りたかったであります



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| マーガレット・ムーア | 13:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

黒の公爵

へスターはボロービー・ホールで公爵夫人の話し相手をしている。
地味でもてない彼女には、偏屈な婦人の孤独が痛いほどわかる。
その日は、婦人が目の敵にしている人物が既刊する予定だった。
屋敷の主で婦人の継息子、エイドリアンだ。
「黒の公爵」とあだ名される彼の行く先々では
スキャンダラスな出来事が次々に巻き起こるらしい。
噂の公爵に会えると思うと、へスターは少しわくわくした。
真っ青な顔で現れた公爵は、女性を巡る決闘で負傷したという。
男性が自分のために命がけで戦う まるで夢のような物語ね
だが続いて、婦人の溺愛するエリオットも帰還すると、
へスターにとってまさに夢のような日々が始まったのだった。


カバー絵が素敵であります。
これは最期の舞踏会のシーンでヘスターが着る青いベルベットの
ドレスなのですが
胸の部分がえぐれた、このイメージどおりの話が書かれています

公爵のためらい のデイトンが家庭的な公爵
帰ってきた公爵夫人のジュリアンが冷徹な判断をする賢い公爵とするならば
今回のエイドリアンは
「苦労性な公爵」
の一言に終る公爵であります
あまり貴族っぽくはありません。

それが失敗の元だということに最期気がつくのですが

ヘスターの行動には読んでいて勇気を持たされます
ストーリー的には

反抗的な花嫁と似ているのですが、内容展開は全然違います。
ヘスターはきちんとパーティ用にドレスはとておいて
最低限の準備をして、行動しています

だからこそ彼女の行動が肯定されるのでしょうが

彼女を見ているとこうして生きる女性が増える事を祈るばかりであります
コンパニオンだからってへりくだる必要はないんです
ラストは読んで妙に納得。
結婚相手は選んだ方がいいですね。
公爵★いつまでもお幸せに





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| マーガレット・ムーア | 09:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

公爵のためらい

「ママ、こちらはデイトン公爵よ」娘にそう言われて、ヴェリティは激しく動揺した。まさか彼と再び顔を合わせる日が来るなんて!十年前の夜、放蕩者の名をほしいままにしていた彼と、招かれた屋敷で寝室をともにした。だが、それは喜びとはほど遠く、ヴェリティは恥ずかしさに身悶えしながら自宅へ逃げ帰ったのだった。脳裏をよぎる場面を振りはらい、彼女はひとり娘の手を取った。この秘密だけは絶対に知られたくないと思いながら。


面白かったです
買ってすぐもう一度読み直しました。
テーマは「家族」。
以前の旦那との結婚生活は不幸だった〜云々の設定が多い中
前の結婚も幸せという珍しいケース
お子さんも影がなく元気に育って
雄叫びを上げているシーンなどは
とても微笑ましく。良かったです

恋愛というよりも家族の絆。
そしてつぼに入ったのは
デイトンが必死に「ヴェリティとは関係ない……」といった
行動をするのに対し、周りの人間が

「あいつはアヤシイ」「ヴェリティが危ない かもしれない」と
動き始めるのが思いやりに溢れていて
ヴェリティは皆に大事にされているのだなと思いました




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| マーガレット・ムーア | 08:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

待ちわびた戦士

サクソン人のアドラーは父親をバイキングに殺され、
彼らの村に抑留されていた。
いまや戦士となったアドラーはかつて覚えた言語の才を買われ
通訳として和平交渉の場に借り出される
いとこのバヤードがサクソンの村を守るため、
思い切った手段に出たのだ。
エンドレディという名前のバイキングの娘と結婚することで
村に平和をもたらすつもりだという。
エンドレディの姿を目にしたアドラーは驚愕する。
それは幼い日、共に遊び、心を通わせた娘だった。


どちらかというとバッドエンドに近いハッピーエンドだと思います
血なまぐさいシーンが多いです。
理由は勿論あるのですがヒロインとの結ばれるのが「浮気」というのも
珍しい設定。
ハーレクイン上級者向けの本だと思います
ちと怖いです。高校生とか学生さん読むのはやめた方が良いです






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| マーガレット・ムーア | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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