悩める男爵夫人

伯爵令嬢スザンナは女性の権利拡張運動に関わり、ロンドンの社交界から締め出された。娘を疎んじた父親は騒ぎが収まるまでイギリスを離れようと考え、エジンバラのホテルに滞在していたところ、突然の来客がある。客人は正義感あふれるスコットランド人の男爵で、伯爵の暗殺計画が当地で進んでいることを知らせに来たのだ。貧しいけれど信頼できる人柄に惚れ込んだ伯爵は初対面にもかかわらず、娘と結婚してくれと申し出る。目をむいて抗議したスザンナだが、男爵のほうが承諾して…。


じくじく悩まず結婚を即断するガロウはえらいね。男だね。
文章も丁寧に書かれていてイメージはしやすいかと思います
設定はヒストリカルとはいえ、かなり現代に近いです
男爵が石工? という設定にえーーと思いますが
領民を養うため働く彼の姿には好感が持てます
↑結婚すれば領土でずっと働けるからというのが
 即断の理由

スザンナの考え方はすごく進歩的でかつ、抜けていて
読み手の笑いを誘います。
が、全体としてガロウは優しいので
抜けている部分は彼が補完し
進歩的な部分は肯定して尊崇の目で受け入れてくれています

お金についての考え方もすごくしっかりしています
親のお金を使うスザンナを否定しようとするガロウに彼女は

「でも、それはわたしの父のお金ですらないわ。わからないの?
 ほとんどは祖父や曽祖父、その更に前の世代から
 代代受け継がれた財産なのよ。その財産がもともと誰のものだったか
 重要なの? 
 お金が必要なら、使えばいいのよ」

えらい! そうだその通り! と思います

そして抜けている部分、「フランス人の手紙」について
ガロウが説明する部分があるのですが……内容の面白さに悶絶してしまいました

「以前は「封筒」と名づけられていたのだと思う。
 あからさまな表現なので「手紙」になったのではないかな。
 医学的に携わる人々はそれを「コンドーム」と読んでいる。
 フランス語で「イングランド人のコート」という呼び名もある」

ということで実際に「品」をポケットから取り出すのでありますが
何故お前それを今もってるーーーーというつっこみを
してしまいたくなるのであります
↑ゴム式の最新式だそうな……オイオイオイ ハーレクインだよ
実際の内容興味のある方はこの部分是非読んでみて下さい
もっと細かくかかれていて勉強? になります

あと気になったのは、カバー絵のスザンナの髪の色は違います
本文では「赤」となっています
が、ガロウのイメージは殆どこのまま間違いないと思います



台湾鳥街 自宅を花鳥園・ハーレムにする方法! 台湾美人鳥写真集
| リン・ストーン | 10:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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